アルコール離脱症候群(AWS)
アルコール離脱症候群とは、長期にわたって飲酒している人が突然飲酒をやめたり、大幅に減らしたりした際に現れる一連の症状です。脳と中枢神経系はアルコールの持続的な存在に慣れており、アルコールが突然消失すると、神経系は過剰興奮状態になります。
⚠ アルコール離脱は死に至る可能性があります
アルコールは、離脱が死に至る可能性がある数少ない物質の一つです。医療監視なしの離脱は、てんかん発作、振戦せん妄、さらには死に至る可能性があります。自己流での断酒は行わないでください。
離脱症状のタイムライン
6〜12時間:軽度の症状
不安、不眠、吐き気、手の震え、発汗、心拍数の増加、食欲低下
24〜72時間:ピーク期(最も危険)
幻覚、てんかん発作、重度の不安、血圧の急上昇、心拍数の増加、高熱、意識混濁
5〜8日:回復期
症状の強さが徐々に低下し、薬剤の投与量も段階的に減らしていきます
数週間〜数か月:残存症状
不眠、気分の変動、疲労感などが持続する可能性があります
北方病院での安全な離脱
当院ではCIWA-Ar評価ツールを用いて離脱の重症度を継続的にモニタリングし、ベンゾジアゼピン系薬剤、ビタミン補充、24時間のバイタルサイン監視を併用することで、離脱プロセスの安全性を確保しています。お問い合わせで詳細をご確認ください。
離脱反応が現れた場合に優先すべきこと
飲酒をやめた後に不快感が悪化したり、幻覚が現れたり、過去にけいれん発作の既往がある場合は、自己流で無理に断酒を続けないでください。まず電話で症状を説明するか、解毒と離脱管理およびお問い合わせをご確認ください。
このページは健康教育情報であり、対面診療の代わりにはなりません。緊急時はお住まいの地域の救急電話番号に連絡するか、最寄りの医療機関を受診してください。