
筆者は、病院に着いてから、家族が初めてそれぞれの身体反応を一人で判断する必要がなくなったと述べている。誰かが流れを説明し、症状を観察し、また混乱した経験を医師が必要とする情報に整理するのを手助けしてくれる人もいた。
しかし、状況が一時的に安定すると、新たな難題が浮上した。患者はできるだけ早く退院したいと考え、家族は家に戻ればまた以前のパターンに戻ってしまうのではと心配する。双方とも疲れており、「いつ退院するか」が新たな対立になりやすい。
この経験は家族に、治療や評価の過程で事前に確認しておくべきことを思い出させる。退院後に注意すべき点、いつ再診するか、再飲酒や明らかな不調が起きた場合に誰に連絡するか、家族それぞれが何を引き受けられるか、ということだ。
問題を書き出し、分けて話し合うことは、退院が近づいてから不安で決断するよりも助けになる。
受診は重要な始まりとなり得るが、退院後のサポート、境界線、再診も同様に事前に準備しておく必要がある。